ビーツ

ボルシチに欠かせない野菜、ビーツ。土の匂いと甘味が特徴で、「食べる輸血」と言われるほど鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。また、ショ糖を多く含むため、野菜の中では高カロリー。身体を動かすエネルギー源にもなります。

ビーツに含まれる硝酸塩から体内で生成される一酸化窒素には、血管を広げて血圧を下げる効果があると言われています。
アスリートや運動をする方の間では、一酸化窒素の働きにより全身へ酸素や栄養を供給してパフォーマンスの向上が期待できると話題になっています。

【簡単な食べ方】
皮もむかずに輪切りにして焼いて塩コショウを振るだけとか、千切りにしてきんぴら風やラー油炒めにしたり、いろんな食べ方ができるので、思いついたらチャレンジしてみてください。
葉っぱは、炒め物やお浸しでどうぞ。

【スムージー】
スムージーにするときは、皮をむいて適当なサイズにカットして、お好みの野菜や果物、乳製品などと一緒にミキサーにかけるだけ。

【ホイル焼きも♪】
また、アルミホイルに包んで180℃のオーブンで40〜60分くらい焼くのもオススメ。竹串がスッと通ったら、スライスし、塩を降って食べてみてください。ベビーコーンのような甘さが口に広がります。

【定番料理】
ボルシチなどの煮込み料理が定番。真っ赤なスープになりますよ。

【サラダ】
あとは、下ごしらえしてからサラダや酢漬けに使うこともできます。下ごしらえが面倒だな〜と思ったら、皮を厚くむいて薄くスライスすれば生でも食べられますよ。
下ごしらえは、皮と茎を1cm程度付けたまま、塩と酢を加えたひたひたの水に入れ、30分程度ゆでます。竹串がスッと通ったらOK。

【保存方法】
葉と根を切り分けて、葉の部分は炒め物などお早めに調理してください。
根の部分は、新聞紙でくるんで冷蔵庫に入れておけば1週間くらいもちます。
もっと長持ちさせたいときは、冷凍がおすすめです。丸ごと茹でてから、あるいはきんぴらなどに調理してから小分け冷凍しておけば、いつでも手軽にビーツを摂れます。