酒蔵で仕込み作業を見学してきました!
先日、めちゃくちゃ貴重な体験をしてきました!
300年以上の歴史を誇る丹波の酒蔵「山名酒造」さんの酒蔵見学です。
ただの酒蔵見学じゃありませんよ、日本酒の仕込みが一番忙しいこの時期に、仕込み作業まで間近で見させていただいたんです✨
感動しすぎて、長文になってしまいまったので、要約しておくと「蔵人たちカッコイイー😍奥丹波 木札が蔵出しされたよー😋」ってことです(笑)
通常はこの仕込みのときには人を入れないそうですが、十二代目の友だちということで特別に入れてもらっちゃいました。
朝7時半に集合。
一緒に見学した「雲原 鬼そば屋」の五代目&七代目は、福知山市の山奥からなので、まだ暗いうちに出発して来てくれました。
鬼そば屋七代目のなゝ姫さんは埼玉出身なのに、山名さんの遠い親せきにあたるというからまた、不思議なご縁です😲
8時にはお米が蒸し上がるので、それに合わせて蔵人たちがそれぞれの持ち場につき始めます。
この蔵人たち、冬の間は酒蔵で寝食を共にして酒造りに勤しんでいますが、春から秋は農家をしている方ばかりなんですって。なんだか親近感……と同時に、尊敬。ずーーーーっと忙しいじゃないですか💦
それでも、自分たちが育てたお米を自分たちで仕込み、おいしいお酒をつくる🍶
なんて素晴らしいんでしょう。
また、同じ品種であっても、異なる農家のお米を一つのタンクで混ぜることはないっていうのも、農作物とお酒への愛を感じました。やっぱり、育てる人によって味わいが全然違うからね。うんうん😊
と、感心している間に、大きな大きな釜で蒸されたお米が、どんどん上に上げられ、麹菌をふりかけられていきます。
まず最初のお米は、製麹(せいきく)室へと運ばれていきます。酒造りの肝となる麹をつくるお部屋ですね。
ここはさすがに立ち入り禁止です🤫
次に、少し小さめのタンクにお米を入れてはかき混ぜ、入れてはかき混ぜ。
それから、残りのたくさんのお米たちは、巨大なタンクへ。ここへのアクセスが木を渡した通路なんだけど、平均台かってくらい細い!
重いお米を両手で持って、この通路を駆け上がるのはすごくいいトレーニングになりそうです🤔
あれ?トレーニングじゃないか?🤣
そしてまた、入れてはかき混ぜ、入れてはかき混ぜ、温度を確認して、また入れてはかき混ぜ、入れてはかき混ぜ。
この巨大なタンクに大きな氷が入っているのは、仕込みに適した温度にするため。このために、仕込み水で氷をつくっているんですって。
こうして、少量を仕込んで、次は倍量、その次はまた倍量、と増やして、あの大きなタンクを満たしていくんだとか。
この日の巨大タンクは、半分くらい満たされていました。次回に倍量を入れたらお米の追加は完了。
あとは熟成が進んでいくのをじっくり見守っていくんですね😌
仕込んで日が浅いタンクはシュワシュワと泡が立っています。日が経ったものは、おとなしめ。
最終的な蔵出しの日を決めるのは、杜氏の青木卓夫さんです。
日々データをとって成分検査もしているけれど、官能テストによる部分が大きいんだとか😲
お米と麹、生き物たちがつくり出すものなので、数値だけでは計り知れない何かがあるんでしょうね。
それにしても、山名酒造さんの日本酒は本当においしい。
それぞれに味わいの違いはあるんだけれど、どれもおいしい。
そのなかで特に人気なのが「奥丹波 木札」です。毎年、この時期に蔵出しされる絞りたて生酒で、爽やかな香りとなめらかな味わいが特徴✨
この見学させていただいた日にも、木札がじわりじわりと絞られていました。
そして!みんなが(私が?)待ちに待った木札が蔵出しされましたよ😍
早速、わが家の予約分をゲット♪
お世話になっている皆様にお配りしたり、一緒に飲んだり、自分で飲んだり、ヘベレケになったり、飲んだり、ポンコツになったり😆
大変に幸せな日々が待っているのであります💕
最後に十二代目の名言
「ぼく、全然お酒強くないんですよ。一升もよう飲めませんもん!」
スケールが違いすぎて、見学メンバーみんなでキョトンとしてしまいました🤣
●山名酒造ホームページ
http://www.okutamba.co.jp/
●山名酒造ウェブショップ
http://okutamba.shop-pro.jp/
そうそう、酒蔵見学後の畑見学も楽しかったよ〜🥕
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